どうあるべき?日本の工芸品とこれから

未来のイメージ 工芸品

欧米との比較で膨らむコンプレックス

欧米

近年の日本は経済的に明るいニュースが耳に入ってくることが少ないように思えます。新型コロナウィルスが蔓延する前から賃金、株価、人口減少など、勢いのあった時代に比べると不安感が拭えません。

バブル経済が終わってからはなんとなく振るわない現状を誤魔化しながら進んでいた日本ですが、ここ最近そのことが浮き彫りになってきました。

これにはITの時代が本格化してきたことが関係していそうです。GAFAなど世界経済のプラットフォームを敷いたアメリカという国との対比によって日本の足踏みが浮き彫りになったのではないでしょうか。

先進国としての姿

先進国のイメージ

日本は戦後焼け野原から驚異的なペースで経済を成長させ、経済大国として世界に名を轟かせています。世界から見たときに、たしかに日本はそこそこ経済規模のある力のある国だということは変わりないはずなのです。 

ここで大事なのは現状と将来を冷静に見つめることです。昭和の時代、ここからさらに力をつけていくというポジティブな将来像が描かれていました。実態としては多少個人の生活を犠牲にしてでもその凄まじい勢いに身を任せる、そんな空気が社会を取り巻いていました。

失われた30年

日本の失われた30年のイメージ

平成に入りバブルが崩壊すると同時に、夢想にも思えた破竹の勢いは完全にストップしました。敗戦という逆境を超える強い意志も現役世代が入れ替わることで変わったのかもしれません。

時は令和になり、振り返っても平成が成長の止まった時代であったことは明らかでしょう。そしてそれは必ずしも悪いことではありません。

経済大国日本は常に欧米を追いかけ続けるべきであり、いつかもう一度その頂点に立つ!こういった正解を描くことも間違いではない一方、欧米諸国にはない魅力を持つ国であることも紛れもない事実です。

そもそも国や地域はそれぞれの異なった土地、国民性の中で時代を生き続けています。諸外国と全く同じことをし続ける先に日本の未来があるわけではないことにきづくことが大事なのです。

成長の歩みを止めた30年でもあるかもしれませんが、日本がどのように立ち回るべきなのかを考えさせられる時代であり、日本らしさを磨いていくための転換期という捉え方もでるのではないでしょうか。

日本の誇れる技術

日本の技術のイメージ

日本には今もかけがえのない資源がたくさんあります。食文化を支える豊かな水、昭和に気付いた先進国という経済状態、各地に伝わる伝統工芸です。

これからの時代は人類が飢餓や戦争から解き放たれゆとりを持って暮らしていける時代です。まだまだ誰でも快適に暮らせる、とは言い切れない世の中ですが日常生活にアクセントとなる趣味趣向を挟みこむことで一人一人の人生を豊かにしてみるのもいいでしょう。

外出の頻度が落ちがちな最近であれば、家の中のアイテムを少しだけこだわりのものに変えてみるのもひとつの方法です。

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